【株式市場】台風に続き北海道地震を受け日経平均は朝方164円安まで下押すが材料株強く持ち直す

株式

◆日経平均は2万2528円46銭(52円37銭安)、TOPIXは1696.20ポイント(8.76ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億1136万株

チャート14 9月6日(木)前場の東京株式市場は、払暁に北海道で発生した強い地震が漠然と投資家心理に影響したようで、日経平均は121円安で始まったあと164円42銭安(2万2416円63銭)まで下押す場面があった。ただ、日経平均への寄与度の高いソフトバンクグループ<9984>(東1)が朝方を除いて高く、宝ホールディングス<2531>(東1)は日経225構成銘柄から除外されなかった反動高との見方も出て寄与し、日経平均は次第に持ち直して前引けは52円37銭安(2万2528円48銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調だが回復傾向となった。

 北海道地震を受け、札幌本社の建機レンタル大手・カナモト<9678>(東1)や住宅の土屋ホールディングス<1840>(東2)、土木資材商社のクワザワ<8104>(東2)が急伸。ワークマン<7564>(JQS)も高い。

 6日新規上場のナルミヤ・インターナショナル<9275>(東2・売買単位100株)は9時6分に公開価格1560円を4%下回る1501円で初値をつけ、その後1539円まで上げて前引けは1504円。もう1銘柄のand factory(アンドファクトリー)<7035>(東マ・売買単位100株)は10時46分に公開価格2570円を56.0%上回る4010円で初値がつき、4710円まで上げて前引けは4540円。

 東証1部の出来高概算は6億1136万株。売買代金は1兆584億円。1部上場2106銘柄のうち、値上がり銘柄数は591銘柄、値下がり銘柄数は1407銘柄となった。(HC)

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