サッポロHDは長期株主(3年以上)優遇制度が注目され朝安のあと切り返す
- 2018/9/7 09:56
- 株式投資ニュース
■配当利回りも高い銘柄として知られる
サッポロホールディングス(サッポロHD)<2501>(東1)は7日、取引開始直後の2240円(14円安)を下値に切り返し、ほどなく2270円(16円高)となって前日比でも反発している。6日の夜明け前に発生した「北海道胆振(いぶり)東部地震」により北海道工場は操業を見合わせている模様だが、6日、長期保有株主(3年以上)を優遇する制度を新たに導入すると発表し注目されている。配当利回りも高い銘柄として知られている。
現行の株主優待に加え、3年以上継続保有する株主には、優待品の選択項目が1つ増え、「サッポログループネットショップECクーポン」(100株から199株までの株主には1500円相当)が選択肢に加わる。長期にわたり継続保有する株主との関係をより一層大切にしていく事を主な目的とし、2018年12月31日現在の株主名簿に記録された株主から実施する。3年未満保有の株主には、これまで通り従来の優待内容を贈呈する。(HC)