土屋HDは復興関連株としての注目がおさまらず連日大幅高

株式市場 銘柄

■業績は急回復の見込みで復興需要が上乗せされる期待

 土屋ホールディングス(土屋HD)<1840>(東2)は10日も大幅高となり、取引開始後に27%高の370円(79円高)まで上げて2014年以来の水準に進んでいる。北海道が地盤の住宅メーカーで、引き続き、最大深度7を観測した「北海道胆振(いぶり)東部地震」を受け、地元の復興関連株として注目がおさまらないようだ。

 今10月期の業績は期初から回復を見込んでおり、6月の第2四半期決算発表の時点では、連結営業利益を前期の4倍近い2.30億円、純利益を前期比83%増の1.22億円、1株利益は4円88銭の見込み。こうした急回復の見込みに復興需要が上乗せされる期待が加わっている。(HC)

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