住江織物は自社株買いが好感されて大きく出直る

株式市場 銘柄

■保有自己株を除く発行済株式総数の6.6%を上限に11月9日まで実施

 住江織物<3501>(東1)は11日、買い気配で始まった後9%高の3050円(244円高)で売買開始となり、取引時間中としては8月7日以来の3000円台復帰となった。10日の取引終了後に自己株式の取得(自社株買い)を発表。好感されている。

 自社株買いの取得上限株数は50万株(保有自己株を除く発行済株式総数の6.6%)、金額は16億円。期間は2018年9月11日から同年11月9日まで。市場買い付けとともに、東証のToSTNeT‐3(自己株式立会外買付取引)を併用する。

 同社は「古くは京都・西陣の宮廷織物所の一つとして宮中や諸大名のご用命を賜り」(同社HPより)、現在も、古式ある社寺仏閣の式年遷宮や落慶法要などに織物を提供した実績がある。2019年は「元号関連銘柄」として人気化することを期待する様子がある。(HC)

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