三菱UFJフィナンシャルGなど米国金利の上昇も材料視されて軒並高い

株式

■資金運用環境の好転に期待、全体相場の上げに加え9月中間配当の買いも

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)は19日、取引開始後に702.0円(9.6円高)をつけ、取引時間中としては8月3日以来の700円台回復となった。NYダウの184ドル高などを受けて全体相場が一段高となっている上、米国金利が上昇し、資金運用環境が好転することを材料視する動きもあるようだ。大手銀行株や保険株は軒並み高い。

 米国金利は9月中の利上げ観測などを受けて10年国債の利回りが3.05%となり、5月下旬以来、約4ヵ月ぶりの高い水準になったと伝えられた。大手銀行株は配当利回りが高めで、9月末の中間配当を意識した買いもあるとみられている。(HC)

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