ドリコムは楽天との提携解消とンダイナムコHDの大株主就任が注目されストップ高

株式市場 銘柄

■提携解消後も楽天との良好な関係維持に努めていくと発表

 ドリコム<3793>(東マ)は20日、買い気配のままストップ高の706円(100円高)に達し、10時40分にかけてもまだ売買が成立していない。19日の取引終了後、楽天<4755>(東1)との資本業務提携の解消、バンダイナムコホールディングス(バンダイナムコHD)<7832>(東1)が2位株主に就く大株主の異動、などを発表し、注目が集中した。

 楽天との関係解消については、「両社が今後の一層の発展に向け取り組んでいる経営リソースの最適化において、事業フォーカス及び今後の拡大方針に鑑み本資本業務提携を再評価した結果、本資本業務提携を解消することとした」などと発表し、楽天が保有するドリコムの普通株式553万2000株(発行済株式数に対する割合19.24%)を2018年9月19日に市場外取引により全株式を売却する予定とした。また、この提携の解消後も、楽天との良好な関係は維持するとした。

 一方、バンダイナムコHDは、18年9月19日付で楽天の売却予定株数と同株数の553万2000株(議決権割合19.24%)を取得し、第2位の株主になる。(HC)

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