加賀電子は富士通エレクトロニクス子会社化など注目され6日続伸

株式市場 銘柄

■8月7日以来の2400円台に復帰

 加賀電子<8154>(東1)は21日、13時を過ぎて2404円(50円高)前後で推移し、6日続伸基調。8月7日以来の2400円台復帰となっている。

 さる9月10日、富士通エレクトロニクス(横浜市、非上場)の段階的な株式取得と、2021年12月をメドとする100%子会社化を発表し、売上高で現在業界1位のマクニカ・富士エレホールディングス<3132>(東1)と肩を並べる有力企業になることなどが注目されている。

 3段階に分けて株式取得を行う予定で、第1段階は2019年1月に議決権所有割合の70.0%を取得。その後、21年12月に100.0%を取得する予定だ。取得価額は205億4300万円の見込み。企業買収にともなう「のれん代」は発生しない見通しで、むしろ「負ののれん益」が発生する可能性があるとした。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■7日間摂取試験でBCAAやタウリン増加、血液健全性を維持  吉野家ホールディングス<9861>(…
  2. ■日本味と匂学会で優秀発表賞を受賞、応用研究に期待  花王<4452>(東証プライム)は9月24日…
  3. ■GHG削減価値をデジタル証書化、荷主に割り当て  商船三井<9104>(東証プライム)は9月19…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  2. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  3. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  4. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  5. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  6. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る