【銘柄フラッシュ】TATERUが連日急伸し新規上場のアイリックコーポは好発進
- 2018/9/25 17:19
- 株式投資ニュース
25日は、アクリーティブ<8423>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、芙蓉総合リース<8424>(東1)が21日の取引終了後にアクリーティブの株式に対するTOB(株式公開買付)を発表したため、TOB価格415円に向けて買い殺到。大引けまで360円(80円高)のストップ高買い気配を続けて28.6%高。
2位はTATERU<1435>(東1)となり、顧客の預金データ改ざん事件を受けて9月初旬から中旬にかけて急落したが、第三者委員会による調査と並行して自主的な抜き打ち検査などの改善策を発表してから持ち直し、次第に回復ピッチが強まり、2日続けてストップ高の16.5%高。
3位は田淵電機<6624>(東1)の13.2%高となり、9月27日に事業再生ADRの再生計画を決議する予定と伝えられている。
アルデプロ<8925>(東2)は9.4%高となり4日続伸。9月14日に発表した7月決算の売上高49%増加、営業利益34%増加などが見直され、今期の業績予想は合理的に予測可能となった段階で公表としたことが期待を増幅させているとされて戻り高値を更新。
25日、東証マザーズに新規上場したアイリックコーポレーション<7325>(東マ)は9時46分に公開価格1770円を26%上回る2226円で初値がつき、高値は直後の2290円、後場は1990円まで押される場面があり、大引けは2011円。
エンバイオ・ホールディングス<6092>(東マ)は22.8%高となり、「環境コンサル、中国で協業、エンバイオ、SOMPOと」(日本経済新聞9月24日付朝刊)と伝えられ多ことなどが言われ出直りを拡大。
オプトエレクトロニクス<6664>(JQS)は、21日に発表した第3四半期決算の大幅増益などが好感されて朝は21.2%高まで急伸し、大引けも15.8%高。リプロセル<4978>(JQG)はグループ会社がスペインの細胞医薬品開発企業に投資したことなどが材料視されて大幅続伸の11.7%高となった。(HC)