【株式市場】米利上げに敬意を表するように上げ一服だが日経平均は一時55円高

株式

◆日経平均は2万4001円72銭(32円07銭安)、TOPIXは1815.59ポイント(6.08ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億5032万株

チャート15 9月27日(木)前場の東京株式市場は、米国の利上げに敬意を表するようにNYダウが106ドル安となり、ソニー<6758>(東1)が小安く始まるなどで、日経平均も87円安で始まった。一方、自動車株は日米貿易協議で自動車関税に猶予が与えられたため、全般に高くなり、ソニーもほどなく堅調に転換。日経平均は10時30分にかけて55円53銭高(2万4089円32銭)まで上げた。前引けは32円07銭安(2万4001円72銭)。東証2部指数も軟調。半面、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高い。

 バリューコマース<2491>(東1)やジャパンベストレスキューシステム<2453>(東1)が好業績と移動平均に沿った傾向的な上昇基調などのチャート妙味などを注目材料に上値を追い、エイトレッド<3969>(東マ)も連続最高益への評価が再燃し出直りを拡大。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は抗悪性腫瘍剤を再生医療品としても承認申請との発表が注目されて急伸。

 27日に新規上場となったSBIインシュアランスグループ(SBIIG)<7326>(東マ・売買単位100株)は朝の取引開始と同時に公開価格2160円と同値で初値がついた。高値は2169円、前引けは1977円。

 東証1部の出来高概算は6億5032万株。売買代金は1兆2419億円。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は600銘柄、値下がり銘柄数は1422銘柄となった。(HC)

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