ユーザーローカルは政府のAI総合戦略が注目されて一時ストップ高
- 2018/9/28 15:14
- 株式投資ニュース
■決算発表後の調整をほとんど回復
ユーザーローカル<3984>(東マ)は28日、11時にかけて一時ストップ高の7350円(1000円高)まで上げ、14時半を回っても6950円(600円高)前後で推移。大幅高の出直り拡大となっている。
ディープラーニングを活用したAI(人工知能)ソリューションやビッグデータ解析などを行い、政府が新たな成長戦略の一つとして「AIの総合戦略策定へ、人材育成や農業IT化、G20で世界に発信、投資呼び込みめざす」(日本経済新聞9月28日付朝刊)などと伝えられ、関連づけて材料視する様子がある。2018年6月期の業績は各利益とも連続最高を更新し、今期・19年6月期も更新する見込み。
これを発表した翌日の8月9日に株価はストンと下押し、以後下値もみ合いを続けてきたが、ほぼ下押す前の水準を回復した。政策に売りなしと注目し直す動きが多いようだ。(HC)