ビーブレイクシステムズは底打ち感、19年6月期増収増益予想
- 2018/10/2 08:30
- 株式投資ニュース
ビーブレイクシステムズ<3986>(東マ)は、クラウドERP「MA-EYES」製造販売やシステム受託開発などを展開している。19年6月期増収増益予想である。株価は8月安値から切り返して底打ち感を強めている。出直りを期待したい。
■クラウドERPやシステム受託開発を展開
サービス業向けクラウドERP(統合型基幹業務パッケージソフトウェア)「MA-EYES」等を製造販売するパッケージ事業、システム受託開発やIT技術者派遣を行うシステムインテグレーション事業を展開している。
■19年6月期増収増益予想
19年6月期の非連結業績予想は売上高が18年6月期比6.0%増の12億円、営業利益が6.7%増の1億80百万円、経常利益が6.9%増の1億80百万円、純利益が8.8%増の1億27百万円としている。
主力のパッケージ事業の好調が牽引して増収増益予想である。開発リソースをパッケージ事業にシフトさせることで、売上高の計画はパッケージ事業が20.1%増の7億52百万円、システムインテグレーション事業が11.4%減の4億48百万円としている。
■株価は底打ち感
株価は8月の上場来安値2223円から切り返し、10月1日には2680円まで上伸した。17年6月IPO時の高値8300円から約4分の1水準で底打ちした形だ。10月1日の終値は2655円、今期予想PERは約32倍、時価総額は約41億円である。出直りを期待したい。