報道を総合すると、社長側、会長側はお互いに相手の退任などを求める議案・株主提案を出し、株主総会に向けて委任状争奪戦(プロキシーファイト)を繰り広げてきた。議決権が確定する12月末現在では双方とも二十数%を確保して拮抗するとされ、直近では25日にフランスベッドホールディングス<7840>(東1)が会長を支持杜伝えられたが、個人株主の動向が勝敗を決するとされている。
【話題】大塚家具は2日続伸基調、10時株主総会と伝わり父娘の決戦を注視
- 2015/3/27 11:38
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■今のところは「どちらが勝っても分裂状態が続くよりはマシ」の声
大塚家具<8186>(JQS)は27日、2日続伸基調となり、10時過ぎに1697円(115円高)まで上げて出直りを強める相場となっている。本日午前10時頃に定時株主総会を開催と伝えられ、大塚久美子社長と創業者で筆頭株主の父・大塚勝久会長の経営を巡る反目が、どのように決着するか注目されている。今のところは「どちらが勝っても組織や経営がまとまることになるため、分裂状態が続くよりはマシ」(投資顧問の運用担当者)と、先回り買いを行う動きがある。