【株式市場】TOPIXなどは高いが日経平均は一部銘柄の下げを受け安い

株式

◆日経平均は2万4054円80銭(56円16銭安)、TOPIXは1806.44ポイント(3.71ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億4943万株

チャート5 10月4日(木)前場の東京株式市場は、1ドル114円台後半への円安再燃や、NYダウの2日連続最高値などを受けて株価指数の先物が先行高し、日経平均は131円高で始まった後136円86銭高(2万4247円82銭)まで上げた。米、日の金利上昇などを受け第一生命ホールディングス<8750>(東1)や大手銀行株が高い。半面、キッコーマン<2801>(東1)花王<4452>(東1)資生堂<4911>(東1)など、このところ上昇基調を続けてきた日経225採用の消費関連株がなぜか大きく下げ、日経平均も10時半頃から下げに転換。前引けにかけて95円68銭安(2万4015円28銭)まで軟化した。前引けも56円16銭安(2万4054円80銭)。一方、TOPIX、JPX日経400、東証2部指数は高い。

 野崎印刷紙業<7919>(東2)が紙工芸品による廃プラ海洋汚染防止関連株との見方で続伸し、シェアリングテクノロジー<3989>(東マ)はグループ会社の海外留学サービス急拡大などが言われて急伸。夢みつけ隊<2673>(JQS)は4日売買分から信用取引規制が解除され再び低位株妙味を発揮の期待で大きく出直った。

 東証1部の出来高概算は増加し7億4943万株。売買代金は1兆3818億円。1部上場2110銘柄のうち、値上がり銘柄数は1135銘柄、値下がり銘柄数は879銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る