横河電機は連結子会社・横河電子機器の株式譲渡が注目され上場来の高値を更新

株式市場 銘柄

■業績寄与は軽微の見込みだが「さらに精査し」改めて発表としたため期待残す

 横河電機<6841>(東1)は10月5日、取引時間中の上値を6日続けてセリ上げる展開になり、2524円(38円高)まで上げて上場来の高値を更新した。10月2日付で、航海機器、航空燃焼機器などの連結子会社・横河電子機器の全株式譲渡を発表。材料視されていた。

 譲渡先は、鋼材及び船舶資材販売、機械整備業などを行う檜垣産業株式会社(愛媛県今治市)。譲渡額は開示せず、2018年12月中に譲渡を完了する予定。連結業績に与える影響は軽微の見込みとしたが、「さらに精査し」(発表リリースより)、11月の第2四半期決算発表時に改めてお知らせするとした。このため期待を残す形になった。(HC)

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