【銘柄フラッシュ】Nutsなど急伸し多木化学は「バカマツタケ」でストップ高

株式市場 銘柄

 10月5日は、多木化学<4025>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、マツタケより小ぶりで香りと味はマツタケ以上とも言われている「バカマツタケ」の完全人工栽培に成功との4日発表リリースが注目され、朝方から買い気配のままストップ高(1000円高の6150円)に張り付き、大引けにストップ高で売買成立。

 2位は佐鳥電機<7420>(東1)の9.3%高となり、4日発表の第1四半期決算が材料視されて9.3%高と出直りを拡大。

 3位はソフトバンク・テクノロジー<4726>(東1)の8.7%高となり、4日のトヨタ自動車<7203>(東1)ソフトバンクグループ<9984>(東1)の提携を買い材料とするなら当社株のほうが軽量で値幅妙味も大きいとの見方。

 プレミアグループ<7199>(東2)は業績見通しに加え、相次ぐ風水害・塩害によってクルマの修理や買い替えが活発化するとの思惑も言われて9.1%高となり上場来の高値を更新。スマートバリュー<9417>(東2)は秋の臨時国会で採利上げられる可能性のある「電子行政」に関連するとの見方があり、大きく出直って7.2%高。

 マネジメントソリューションズ<7033>(東マ)はいきなり動意づき、10月決算への期待や大口受託などの可能性が言われたようで思惑ありげとなりストップ高の18.6%高。ITBOOKホールディングス<1447>(東マ)は13.6%高となり、旧・ITBookとサムシングホールディングスが10月1日付で共同持ち株会社を設立し再上場となり期待と注目が強い様子で統合後の高値を連日更新。

 Nuts<7612>(JQS)は14.7%高となり、米コロンビア大学のサポート受けた会員制クリニックの開設計画などに期待が再燃とされて出直り拡大。システムズ・デザイン<3766>(JQS)はソフトバンクグループとAIによる顧客応答サービスなどを展開し、ソフトバンクグループとトヨタとの提携は好材料との見方があり8.9%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る