トレジャー・ファクトリーの9月の単体の売上概況は、前年同月比で全店売上高7.7%増、既存店売上高0.7%増と堅調
- 2018/10/8 08:26
- 株式投資ニュース
■9月末の総店舗数は120店舗
トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)の9月の単体の売上概況は、前年同月比で全店売上高7.7%増、既存店売上高0.7%増と堅調であった。
9月は台風の影響で売上に影響が出たが、生活家電が好調に推移したことに加え、休日が前年に比較すると2日多かった。
出店に関しては、トレファクスタイル三軒茶屋店を出店したことで、今期10店舗目となり、9月末の総店舗数は120店舗となった。
同社は1995年10月に東京都足立区に1号店となる総合リサイクルショップ「トレジャーファクトリー足立本店」を開店以後多店舗化を図り、2013年には関西に初出店した。14年9月にはスポーツ・アウトドア専門の新業態「トレファクスポーツ」を開始し、同年10月にはブランド古着専門の「ブランドコレクト」業態を開始した。更に16年7月にタイに「トレジャーファクトリー」の1号店をオープンした。同年8月には郊外型大型店の新業態「トレファクマーケット」を開始した。同年9月にはカインドオルの株式を取得し、連決子会社化している。17年11月にはタイに2号店をオープンし、18年3月にはゴルフキッズの株式を取得し、連結子会社化している。以上のように、積極的に投資を行っていることに加え、時流に乗っていることから22期連続増収を達成している。
以上のように、順調に売上を伸ばしてきたことから16年2月期までは最高益更新を継続してきたが、16年以降更に投資を積極的に行ったこともあり、連結決算となった17年2月期、18年2月期は2期連続の減益となった。
しかし、今期19年2月期連結業績予想は、積極的な投資が実り、売上高177億99百万円(前期比8.3%増)、営業利益8億18百万円(同31.6%増)、経常利益8億41百万円(同25.7%増)、純利益5億54百万円(同60.2%増)と大幅増益を見込んでいる。