【銘柄フラッシュ】ドンキホーテHDが急伸しアルデプロは小資金投資に好適とされ活況高

株式市場 銘柄

 10月11日は、技研製作所<6289>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、10日に発表した8月決算と今期の見通しが材料視されて14.6%高。

 2位はドンキホーテホールディングス(ドンキホーテHD)<7532>(東1)の10.4%高(630円高の6680円)となり、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>(東1)によるTOB(株式公開買付)などが材料視されTOB価格(1株6600円)に到達。TOB完了後も上場を維持する方針のため完了後への期待も大の様子。

 3位は多木化学<4025>(東1)の6.7%高となり、引き続き、香りと味はマツタケ以上とも言われる近種の「バカマツタケ」の完全人工栽培に成功したと10月4日付で発表したことが言われ、10日までの3日連続ストップ高に続いて上値を追った。

 アルデプロ<8925>(東2)は6.1%高となり、未定としていた19年7月期の業績見通しを9日夜に発表し、翌10日から連日大幅高。株価が2ケタのため、投資金額を抑えて低リスクの姿勢で相場を続けるのに好適との見方も。

 スタジオアタオ<3550>(東マ)は16.1%高となり、第2四半期決算の大幅増益などが好感されて戻り高値を更新。プロレド・パートナーズ<7034>(東マ)はまだ上場3ヵ月未満で今10月期の業績見通しが大幅増益で豪勢とされて急激に出直り。

 愛光電気<9909>(JQS)は電設関連資材の高騰などが材料との見方だが明確な株価材料は出ないまま2日連続ストップ高の21.5%高。フィスコ<3807>(JQS)は仮想通貨流出事件を起こしたテックビューロの仮想通貨交換事業の譲受などが材料視されて20.3%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る