19日上場のディ・アイ・システムは買い気配のまま公開価格の55%高(10時50分現在)

株式市場 IPO 鐘

■「システムインテグレーション事業」を軸に「教育サービス事業」なども展開

 19日、新規上場となったディ・アイ・システム<4421>(JQSDAQ)は、「システムインテグレーション事業」と「教育サービス事業」などを展開し、2018年9月期の各々の売上高は、システムインテグレーション事業が前期比16.0%増の31.42億円の見込み。教育サービス事業は同9.9%減の2.08億円の見込み。

 公開価格は1280円。取引開始から買い気配をセリ上げ、10時50分現在も1984円の買い気配(公開価格の55%高)。まだ初値はついていない。

 業績動向は、今期・2019年9月期も引き続き、顧客のIT投資が堅調に推移することを想定しており、連結業績見通しは、売上高が前期比16.8%増の39.14億円、営業利益が同6.6%増の2.25億円、純利益は同1.0%減の1.35億円、1株利益は92円15銭。配当も年25円(前期比2円増配)を予定する。

 公開価格はPER13.9倍になり、参考銘柄としては、ハイマックス(4299)のPER14倍前後、ランドコンピュータ(3924)のPER22倍前後、などが挙げられている。(HC)

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