制振ダンパーのKYB13日ぶり反発、5割近く急落しカラ売り筋ひとまず買い戻したとの見方

株式市場 銘柄

■「半値八掛け二割引」の水準に差し掛かってきたことなど理由か

 KYB<7242>(東1)は10月19日、11時にかけて2950円(104円高)前後で推移し、昨18日までの12日連続安から反発基調になっている。同社グループの免震・制振用ダンパーにデータ改ざんが発覚した問題を受け、続落前の5200円台から19日の朝は一時2760円まで5割近く急落。相場ジンクス「半値八掛け二割引」の水準に差し掛かってきたことなどを理由に、カラ売りを仕掛けてきた向きがひとまず買い戻して「利確」利益を確定したとの見方が出ている。

 この件を巡っては、「19日午後、所有者など関係者の了解を得た物件名を公表する。交換対象は全国で延べ986件、計1万928本に上る。東京都内が最も多く247件。JR東京駅丸の内駅舎のほか、五輪施設など不特定多数が出入りする施設が目立つ」(日本経済新聞10月19日付朝刊)などと伝えられた。

 損害額や補償額などの全体像は明らかになっていないが、とりあえず件数や本数の概要が明らかになってきたため、相場心理としては得体の知れない不安感が一部薄れた印象があり、昨日までよりは「懸念出尽し感」が出てきたようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る