【株式市場】中国株の回復など好感され日経平均は後場140円高まで上げて3日ぶりに反発

株式

◆日経平均の終値は2万2614円82銭(82円74銭高)、TOPIXは1695.31ポイント(2.46ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億35065万株

チャート13 1月22日後場の東京株式市場は、昼休み中に上海株式が一段と回復基調になったと伝えられ、日経平均は、前引けの69円54銭安(2万2462円54銭)から一気に堅調に転換して始まり、13時過ぎに140円17銭高(2万2672円25銭)まで上げた。FA機器商社の立花エレテック<8159>(東1)も次第に値を戻して堅調転換し、資生堂<4911>(東1)は上げ幅を拡大。日経平均は上げ幅80円から100円のあたりで大引けまで堅調に推移し、3日ぶりに反発した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も反発し、東証2部指数はいつの間にか5日続伸。

 後場は、引き続き防衛関連株の石川製作所<6208>(東1)が東証1部の値上がり率1、2位を保ち、インテリジェントウェイブ<4847>(東2)はカード、キャッシュレス関連ソリューションの大手のため消費税の軽減税率に関連する期待などが言われて8日続伸。農業総合研究所<3541>(東マ)は日本郵政キャピタルによる出資提携が注目され、大引けまで買い気配のままストップ高を続け、大引けで売買が成立。シンバイオ製薬<4582>(JQG)は「リゴセルチブ」の米国特許などが注目されて高値に迫った。

 東証1部の出来高概算は11億35065万株(前引けは億2390万株)。売買代金は2兆1009億円(同9292億円)。1部上場2108銘柄のうち、値上がり銘柄数は1216(同747)銘柄、値下がり銘柄数は792(同1240)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は23業種(前引けは6業種のみ)となり、値上がり率上位の業種は、鉱業、食料品、水産・農林、その他金融、化学、海運、建設、金属製品、空運、などとなった。(HC)

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