共和コーポレーションは底値圏、19年3月期増収増益予想
- 2018/10/26 08:17
- 株式投資ニュース
共和コーポレーション<6570>(東2)は、長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、およびアミューズメント機器販売事業を展開している。19年3月期増収増益予想である。株価は地合い悪化の影響を受けたが底値圏だろう。反発を期待したい。
■長野県地盤にアミューズメント施設運営
長野県を地盤とするアミューズメント施設運営事業、およびアミューズメント機器販売事業を展開している。アミューズメント施設の新規出店および積極的なM&Aの活用によって業容を拡大している。
アミューズメント施設運営事業は「APINA」およびM&Aした「YAZ」「GAMECITY」の3ブランドを展開し、18年8月にはキャロム・プランニングから1店舗譲り受けた。アミューズメント機器販売事業は全国の他社施設向けに機器や景品を販売している。
■19年3月期増収増益予想
19年3月期連結業績予想は、売上高が18年3月期比1.5%増の134億86百万円、営業利益が1.2%増の5億48百万円、経常利益が7.9%増の5億99百万円、純利益が14.7%増の3億69百万円としている。ファミリー層の夜間集客推進などで増収増益予想としている。
第1四半期は売上高が30億36百万円、営業利益が31百万円、経常利益が31百万円、純利益が3百万円だった。通期予想に対する進捗率は低水準の形だが、第2四半期以降の挽回を期待したい。
なお18年9月30日現在の株主を対象として株主優待制度を導入した。2回目以降は毎年3月31日現在の株主を対象とする。
■株価は底値圏
株価(18年9月1日付で株式2分割)は、8月安値678円から一旦切り返したが、地合い悪化の影響で反落している。ただし底値圏だろう。10月25日の終値は705円、今期予想連結PERは約11倍、時価総額は約42億円である。週足チャートで見ると13週移動平均線突破の動きを強めている。反発を期待したい。