富士通フロンテックは予想を上回る決算が好感されて戻り高値を更新

株式市場 銘柄

■海外商談が前倒し的に進み為替も4~9月を通じて円安基調のため

 富士通フロンテック<6945>(東2)は10月26日、大きく反発して始まり、取引開始後に15%高の1323円(170円高)まで上げて一気に戻り高値を更新した。25日の取引終了後、第2四半期の連結決算(2018年4~9月、累計)を発表し、経常利益が7月に公表した従来予想を39.8%上回り2.78億円となるなど、予想を大きく上回ったため注目が再燃している。

 売上高が海外商談の前倒しなどにより増加し、為替は4~9月を通じて円安基調だったことなどから為替差益を計上した。売上高は従来予想を4.7%上回り477.32億円となった。3月通期の見通しは据え置いたが、上期の推移が続けば上振れる可能性が濃厚になるとの見方が出ている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る