JPホールディングスはCD-ROMブック「子育て応援ポスター&解説集」の外部販売をスタート
- 2018/10/29 07:40
- IR企業情報
JPホールディングス<2749>(東1)のグループ企業である、日本保育総合研究所の発達支援課は、こどもの健やかな育ちを応援するために、施設内に掲示して使用するポスターと解説を一冊にまとめた保育者向けCD-ROMブック「子育て応援ポスター&解説集」の外部販売をスタートした。
■保護者への声かけに悩んでいる職員たちの声に応えて制作
日本保育総合研究所発達支援課は、心理職や療育職、福祉職等の専門スタッフが所属し、グループ企業の日本保育サービスが運営する施設を巡回してこどもへの間接的支援を行うほか、グループ職員を対象に研修を行うなど、保育現場の職員を支援している。このCD-ROMブック「子育て応援ポスター&解説集」は、発達支援課が「子育てに悩んでいる保護者をもっとサポートしたいが、どのようにコミュニケーションをとればよいかわからない」「こどもの発達に関する知識をご家庭に伝えたいが、うまく説明できない」など、保護者への声かけに悩んでいる職員たちの声に応えて制作したもの。今年7月から同社グループが運営する施設で導入したところ、「保護者との話題づくりのヒントになった」「園内研修に使える」などと好評だったため、グループ外の施設にも販売を拡大することとなった。
■こどもと楽しく関わる視点やヒントを集める
CD-ROMブックは、施設内に掲示して使用する保護者向けの「ポスター」24枚とそれぞれのポスターに対応する保育者向けの「解説」が見開きで入っている本と、「ポスター」と「解説」の印刷データが入っているCD-ROMがセットになっている。ポスターは生活習慣、言語面、運動面、社会面など多様なテーマから、こどもと楽しく関わる視点やヒントを集めた。保護者が「こどもってそんな気持ちでいるのね」と考えるきっかけになり、「こどもと一緒にやってみようかな」と思えるような楽しいアイディアをポスターにしている。
解説は、保護者へ伝えてほしい子育てのヒントや、配慮が必要なこどもに対する支援の視点、集団保育の中でこどもと関わる際のヒントなどをまとめており、園内研修の資料としても使うことができる。