ティムコは昨年暮れ起点に下値切上げ、2月に26週線抜く、釣りシーズンも
- 2015/3/30 12:33
- 株式投資ニュース
ティムコ<7501>(JQS)の株価は、昨年12月暮れの545円を起点に下値切上げの展開で今年2月には26週線を上抜いている。とくに、PBRが0.2倍と低く、シーズンストックとしての注目もあるようだ。
フィッシング用品やアウトドア用品の企画・開発・販売を展開し、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化や、直営店舗「フォックスファイヤーストア」の収益力向上に取り組んでいる。20年東京夏季五輪開催に向けて、登山・アウトドア・スポーツ関連の需要盛り上がりが追い風となるだろう
2015年11月期の見通しは、売上高が前期比2.4%増の30億円、営業利益が同2.8倍の70百万円、経常利益が同2.0倍の73百万円、純利益が同4.9倍の40百万円。配当は期末一括の12円の予定。
規模の拡大よりも内容の充実に重点を置き、アウトドア衣料ブランド「フォックスファイヤー」の商品力強化などで、着実な収益の向上に努めることを方針としている。アウトドア事業では衣料・アクセサリーが堅調に推移し、防虫機能を備えた「スコーロン」製品の好調も期待される。フィッシング事業では天候不順の影響一巡が期待される。
2月2日には、ルアー関連の一部製品について3月1日出荷分から価格改定(値上げ)を実施すると発表している。
昨年来高値は600円(14年1月)、同安値529円(14年8月)、27日終値572円。