30日上場のVALUENEXは買い気配のまま公開価格の55%高(10時58分現在)

株式市場 IPO 鐘

■創業者の中村社長が独自開発したアルゴリズムによるビッグデータ解析など提供

30日、新規上場となったVALUENEX(バリューネックス)<4422>(東マ)は、世界に氾濫する大量の情報から「知」を創造することなどを掲げ、創業者の中村達生社長が独自開発したアルゴリズムを基盤にしたビッグデータ解析ツールの提供(ASPサービス)、それを用いたコンサルティング及びレポート販売を主事業として急成長してきた。

 参考銘柄としては、ブレインパッド(3655)、ALBERT(3906)、ユーザーローカル(3984)などが挙げられている。

 会社発表の今期・2019年7月期の業績見通しは、売上高が6.90億円(前期比35.9%増)、営業利益は1.07億円(前期比39.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1.21億円(前期比44.7%増)、1株利益は46円81銭、を見込む。

 公開価格は1840円(PER39.3倍)。取引開始から買い気配をセリ上げ、11時にかけては公開価格1840円を55%上回る2852円で買い気配を続けている。まだ初値はついていない。ブレインパッドのPERは70倍前後に達するため割安感が強いようだ。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る