ラ・アトレは配当利回り拡大やPER低下が進み後場一段と回復

株式市場 銘柄

■連続最高益の見込みで最近の下げはめったにない好機との見方

 ラ・アトレ<8885>(JQS)は10月30日、朝方の620円(30円安)を下値に切り返し、後場の取引開始後には637円(13円安)と回復している。首都圏を中心としてヴィンテージマンションやリノベーションマンションなどを手掛け、今期・2018年12月期の連結業績は経常利益などが連続最高益を更新する見込み。このところ、全体相場の下げに押される展開が続き、が向上しPERは割安感を拡大。めったにない好機との見方が出ている。

 今12月期末の配当(期末のみ)は第2四半期決算を発表した8月10日現在で1株につき12円の見込み(前期比6円増)としている。株価で割り算した配当利回りは1.88%になる。2020年12月期は創業30周年を迎える。

 また、予想1株利益と株価の割合になるPERは、今期の予想1株利益103円96銭(8月10日、第2四半期業績発表現在)を基準にすると6.1倍にまで低下してきた。(HC)

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