電算システムは第3四半期決算と共に東北電力が「LINE Pay 請求書支払い」による収納代行サービスを導入したことを発表

■第3四半期は2ケタ増収大幅増益

 電算システム<3630>(東1)は30日、第3四半期決算と共に東北電力が、同社が提供する「LINE Pay 請求書支払い」による収納代行サービスを導入したことを発表した。

 18年12月期第3四半期連結業績は、売上高269億49百万円(前年同期比10.6%増)、営業利益12億51百万円(同40.3%増)、経常利益12億87百万円(同39.5%増)、純利益8億59百万円(同46.3%増)と2ケタ増収で大幅増益となった。

■進捗率を見ると通期業績の上振れが予想される

 進捗率を見ると売上高73.8%(前年同期比72.6%)、営業利益95.5%(同68.8%)、経常利益95.7%(同69.0%)、純利益101.9%(同71.5%)となっていることから、通期業績の上振れが予想される。

 また、東北電力は同社が提供する「LINE Pay 請求書支払い」による収納代行サービスを導入したことも発表した。

 これにより、東北電力のユーザーは2018年10月30日より、払込票を使って「LINE Pay」での電気料の支払いが出来るようになり、利便性が向上する。

 今年4月より同社は、契約先のECショップや通販事業者向けに「LINE Pay請求書支払い」を開始しており、請求事業者はコンビニ収納代行サービスの特約として申し込むだけで、事業者が発行するこれまでどおりの払込票を利用した「LINE Pay 請求書支払い」の決済サービス導入を可能とした。

■現在「LINE」の国内月間アクティブユーザーは7,600万人

 同社では、これまでもスマートフォンの普及を背景に、スマートフォンアプリを活用した決済手段の導入を積極的に行ってきた。現在「LINE」の国内月間アクティブユーザーは7,600万人であり、「LINE Pay」登録者数は3,000万ユーザーを突破している。今後も「LINE Pay」利用者は広がることが予想されており、払込票による決済方法をより便利な決済サービスにバージョンアップして、提供するとしている。

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