アクリートは国内最大級のSMS配信サービス企業、18年12月期大幅増収増益予想
- 2018/11/1 06:16
- 株式投資ニュース
アクリート<4395>(東マ)は国内最大級のSMS配信サービス企業である。18年12月期は配信数が増加して大幅増収増益予想である。株価は地合い悪化も影響して安値圏だが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。
■SMS配信代行サービスを展開
18年7月東証マザーズに新規上場した。国内最大級のSMS(ショートメッセージ)配信サービス企業である。主に企業から個人向けへのSMS配信代行サービスを展開している。14年5月インディゴから会社分割で設立し、17年11月には月間SMS配信数が3000万通を突破した。
■18年12月期大幅増収増益予想
18年12月期の非連結業績予想は売上高が17年12月期比46.4%増の13億90百万円、営業利益が28.3%増の2億20百万円、経常利益が17.5%増の2億01百万円、純利益が16,1%増の1億30百万円としている。配信数が増加して大幅増収増益予想である。
第2四半期累計は売上高が6億32百万円、営業利益が1億04百万円だった。配信数は前年同期比78.4%増の1億80百万通だった。そして通期予想に対する進捗率は売上高45.5%、営業利益47.3%と概ね順調だった。通期ベースで好業績を期待したい。
■株価は落ち着きどころを探る段階
株価は地合い悪化も影響して安値圏だが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。10月31日の終値は1251円、今期予想PERは約48倍、時価総額は約68億円である。