【新規上場(IPO)銘柄】アイ・ピー・エスは9日に第2四半期決算を発表、リバウンド相場入りを期待

株式市場 IPO 鐘

 アイ・ピー・エス<4390>(東マ) は、6月27日に東京証券取引所マザーズに上場。同社は、情報通信事業、人材育成・派遣・紹介事業、メディア・イベント企画事業を行っている。現在では、同社グループ全体で、日本・フィリピンそれぞれの国内での通信事業、フィリピンと各国をつなぐ国際通信事業、職業紹介等の在留フィリピン人関連事業及び医療事業に取り組んでいる。
 フィリピン国内通信では、フィリピン・マニラ首都圏地域でInfiniVAN社による法人向けインターネット接続サービスを提供している。海外通信では、フィリピンと香港・北米を結ぶ国際通信回線を取得し、フィリピン国内のケーブルテレビ事業者向けに提供している。国内通信では、コンタクトセンターシステム、秒課金、付加価値サービス等の通信サービスを販売している。

 10月25日に今2019年3月期第2四半期業績予想の修正を発表。第2四半期売上高は従来予想の28億9800万円から27億4200万円(前年同期比8.9%増)に減額したが、営業利益は同4億0800万円から4億7200万円(同22.3%増)、経常利益は同4億円から6億1700万円(同60.3%増)、純利益は同2億4400万円から3億9000万円(同68.8%増)に増額した。海外通信事業で一部大口案件が下期に延期となったため、売上高は計画を若干下振れするが、フィリピン国内の事業が堅調なほか、医療・美容事業で利益率の高いレーシックが好調。加えて、為替差益の計上が経常利益と純利益を押し上げる。

 今19年3月期業績予想は、売上高61億0700万円(前期比14.6%増)、営業利益9億2100万円(同2.1%増)、経常利益9億0600万円(同10.7%増)、純利益5億5500万円(同15.5%増)を見込む。年間配当は、無配を予定している。

 株価は、6月27日につけた上場来安値6000円から9月20日に上場来高値12150円と買い進めれた後、10月29日安値6460円まで調整を挟んで11月5日高値7840円と上昇している。今3月期第2四半期利益予想を増額し、通期利益予想の増額も視野に入ることから、9日に予定される第2四半期決算の発表は注目される。目先二番底を形成した感があり、リバウンド相場入りが期待される。決算発表前に小甘い場面があれば、買いを考えるところだろう。(株式評論家・信濃川)

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