エランは株式分割や業績見通しの増額が注目され後場一気に堅調転換

株式市場 銘柄

■収益性改善策の効果など顕在化

 エラン<6099>(東1)は11月9日の後場、一気に堅調転換して始まり、13時にかけて10%高の3195円(283円高)まで上げて出来高も急増している。入院時や介護施設利用時の身の回り品セットレンタルなどを行い、昼12時、第3四半期の連結業績(2018年1~9月、累計)と12月通期業績見通しの増額修正、12月末を基準日とする株式2分割などを発表し、注目集中となった。

 12月通期の連結業績見通しは、今期から取り組んでいる収益性改善策の効果が顕在化していることや、販売費及び一般管理費の発生額が当初想定していた額を下回っていることなどにより、営業利益は従来予想を8.7%増額して12.50億円の見込みとし、純利益は同じく7.9%増額して8.20億円の見込みとした。増額後の予想1株利益は54円54銭。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る