綿半HDの10月既存店は客単価の低いグリーン・園芸用品が好調

株式市場 銘柄

■11月7日に「綿半スーパーセンター可児店」をオープンした

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は9日、10月月次(スーパーセンター事業18年10月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比94.0%、既存店が98.9%だった。

 10月の既存店は、平均気温が高く推移したため、客単価の低いグリーン・園芸用品が好調に推移した一方で、 客単価が高い冬物商材が低調に推移したため売上・客単価は前年を下回った。客数は9カ月ぶりにプラスとなった。 11月7日から、岐阜県初進出となる「綿半スーパーセンター可児店」をオープンした。

 なお10月30日に第2四半期の決算を発表しており、連結業績は、売上高が前年同期比0.5%減の491億38百万円、営業利益が同3.3%増の9億9百万円、経常利益が同4.8%増の9億79百万円、四半期純利益が同11.9%増の6億61百万円だった。スーパーセンター事業のEDLP戦略推進による一時的な客数減少や、三鷹店閉店の影響により減収したが、建設事業・貿易事業が堅調に推移し、増益となった。今期予想は、4期連続の過去最高益更新を見込んでいる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1.  暖房機器、除雪商品などを展開し割安放置が目立つセクターにホームセンター株がある。PBRが1倍を割…
  2. ■背広の売れ行きが映す街角の景気シグナル  街角の景気実感を分析し、景気実態を明らかにする経済指標…
  3. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  4. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る