【株式市場】個別物色の展開になり日経平均は小反発だがTOPIXは軟調

株式

◆日経平均の終値は2万2269円88銭(19円63銭高)、TOPIXは1671.95ポイント(1.03ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億1627万株

 11月12日後場の東京株式市場は、引き続き四半期好決算の銘柄や材料株が注目され、12時30分に発表した巴コーポレーション<1921>(東1・札幌1)が一段高。前週末に通期予想を黒字化見込みに増額修正した新日本科学<2395>(東1)は前場に続き買い気配のままストップ高を継続。日経平均は、ほとんど前引けの水準(33円98銭高の2万2284円23銭)をはさんで小高いまま小動きに終始し、小反発にとどまった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 後場は、9日に四半期決算を発表した帝国電機製作所<6333>(東1)が一段とジリ高傾向を強め、同じく旅工房<6548>(東マ)は大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億3161万株(前引けは6億1627万株)。売買代金は2兆1529億円(同1兆424億円)。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は887(同1032)銘柄、値下がり銘柄数は1142(同1000)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(同23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、繊維製品、機械、鉱業、空運、倉庫・運輸、食料品、水産・農林、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る