ブックオフGHDが急伸、業績予想の増額や自社株買いなど材料視
- 2018/11/13 09:26
- 株式投資ニュース
■ヤフー株式会社との資本提携の解消と業務提携の継続も発表
ブックオフグループホールディングス(ブックオフGHD)<9278>(東1)は11月13日、大きく上値を追って始まり、取引開始後に12%高の848円(92円高)まで上げて「グループホールディングス」設立(2018年10月1日)後の高値に進んだ。12日の取引終了後、第2四半期の連結決算(2018年4~9月、累計)と3月通期の業績見通しの増額修正、自己株式の取得(自社株買い)、ヤフー株式会社との資本提携の解消と業務提携の継続を発表。材料視された。
自社株買いは、取得上限株数が340万株(保有自己株式を除く発行済株式総数の16.54%)、金額は25億7040万円。11月12日の終値756円で、11月13日朝8時45分の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)に買付の委託を行う。
3月通期の連結営業利益は、リユース店舗事業において、粗利率の高い書籍売上高が想定を上回って推移していることや、ローコストによるオペレーションが徹底されていることなどにより、従来予想を37.5%引き上げて11.0億円の見込み(前期比では79.2%の増加)とした。(HC)