ソフトバンクグループが切り返しプラス転換、通信子会社12月19日上場

株式市場 銘柄

■「株式市場から2.6兆円を吸収する巨額案件」7~8割は織り込んだとの見方も

 ソフトバンクグループ<9984>(東1)は11月13日、朝方の8371円(406円安)を下値に持ち直し、10時50分過ぎには8854円(77円高)まで大きく切り返している。東証が12日の夕方、通信子会社ソフトバンクの上場を承認し12月19日に上場と発表。全体相場がNYダウの602ドル安を受けて日経平均700円安と急落したため影響を受けたが、切り返す動きが注目されている。

 通信子会社ソフトバンクの上場は、「株式市場から2.6兆円を吸収する巨額案件」(日本経済新聞11月13日付朝刊より)になる。市場外から新たな資金が入らない場合は、この分だけ換金売りの圧力が発生することになるが、今朝の日経平均700円安によって全体相場に対する換金売り圧力の7~8割は織り込んだとの見方が出ている。(HC)

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