【株式市場】材料株など強いが日経平均は反落し日産自は後場再び下値を探る

株式

◆日経平均の終値は2万1583円12銭(238円04銭安)、TOPIXは1625.67ポイント(11.94ポイント安)、出来高概算(東証1部)は14億3070万株

チャート12 11月20日後場の東京株式市場は、前引けにかけて持ち直した日産自動車<7201>(東1)が再び朝方の安値を指向し、12月に子会社が上場するソフトバンクグループ<9984>(東1)はジリ安基調となり、日経平均も大引けまで270円安から220円安(2万1550円から2万1600円前後)の水準で一進一退を続けた。大幅反落。東証2部指数、マザーズ指数も安く、前引けは高かった日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、元気寿司<9828>(東1)が一段高となり、野村證券による目標株価の引き上げなどが注目されて反発幅を拡大。10月1日上場のダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>(東2)は持株傘下のダイヤモンド電機が事業再生ADR中の田淵電機<6624>(東2)に出資することを決議との発表が材料視されてストップ高。クックビズ<6558>(東マ)は11月決算に期待強まるとされて一段高となり出直り拡大。ナビタス<6276>(JQS)はマイナンバーカードによる軽減税ポイント還元案が材料視され、特殊印刷や印刷自動検査装置などに期待との見方があり連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は14億3070万株(前引けは7億2107万株)。売買代金は2兆3369億円(同1兆1105億円)。1部上場2112銘柄のうち、値上がり銘柄数は734(同706)銘柄、値下がり銘柄数は1294(同1287)銘柄。

 また、東証33業種別指数は11業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、陸運、電力・ガス、卸売り、ゴム製品、倉庫・運輸、建設、銀行、鉄鋼、などとなった。(HC)

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