ブロードバンドセキュリティは「クレジットカードセキュリティ」注目され後場一段高
- 2018/11/21 13:09
- 株式投資ニュース
■第1四半期は「経費をかけた採用活動を継続」、人材不足の深刻化に備える
ブロードバンドセキュリティ<4398>(JQS)は11月21日の後場一段高となり、取引開始後に13%高の2836円(319円高)まで上げて出直りを強めている。同日付で、「クレジットカードセキュリティの認定評価人(QSA)が25名に」と発表。副題として、「2020年東京オリンピック・パラリンピック、そして来るべきキャッシュレス社会に向けたカード情報保護のニーズに対応」とし、消費税率引き上げ後の軽減税率ポイント還元システムに関連する銘柄として注目する動きがある。
9月26日に新規上場し、2018年6月期・第1四半期の業績(18年7~9月、非連結)は、売上高が7.83億円(前年同期は四半期財務諸表を作成していないため比較なし)となり、営業利益などの各利益は小幅赤字だった。「今後、益々人材不足が深刻化することが考えられ、また、情報セキュリティの社会的要請は高まるとの認識から、経費をかけた採用活動を継続した」(決算短信より)。
6月通期の業績見通しは上場時に発表した予想を継続し、売上高37.00億円(前期比10.6%増)、営業利益1.85億円(前期比2.1%増)、当期純利益は1.34億円(前期比22.1%減)、1株利益は34円98銭。(HC)