ラクーンは「外国人専門の事業用家賃保証」が注目され出来高増加
- 2018/11/21 13:36
- 株式投資ニュース
■フィナンシャル子会社が外国人専門の生活総合支援企業GTN社と提携
ラクーンホールディングス<3031>(東1)は11月21日、625円(23円高)まで上げる場面を見せて出来高が増加している。同日付で、提携開発した最新の「外国人専門の事業用家賃保証「world rent Biz」の提供を開始したと発表し、注目されている。
連結子会社ラクーンフィナンシャル(東京都中央区)が、外国人専門の生活総合支援企業である(株)グローバルトラストネットワークス(GTN、東京都豊島区、後藤裕幸代表取締役)と業務提携して共同開発し、このほど提供を開始した。
提携先のGTNは、外国人専門の生活総合支援企業として、家賃保証事業を主軸に、就職支援や携帯電話サービスなどを展開。これまでに163ヵ国の人々が利用している。また、ラクーンフィナンシャルも、企業間取引専門の保証会社として培ってきた膨大な審査データベースと実績を活かして事業用家賃保証を行っている。
このたびは、双方が培ってきたノウハウを掛け合わせ、外国人専門の事業用家賃保証「world rent Biz」を共同で開発した。ラクーンフィナンシャルとしては、言語の問題で対応しきれなかったニーズに応えることができ、GTNにとっては、これまで自社で提供していた事業用家賃保証よりも滞納家賃や訴訟費用などの保証範囲が広がり、自社リスクを抑えたまま、これまで以上に利便性の高い保証サービスを提供できるようになるとした。(HC)