【銘柄フラッシュ】アルメディオが急伸し大阪万博を材料に櫻島埠頭やシード平和など高い

株式市場 銘柄

 11月26日は、アゴーラ・ホスピタリティー・グループ<9704>(東1)が29.6%高となって東証1部の値上がり率1位に入り、ホテルを経営するため、2025年万博の大阪開催決定を受けて連想が波及し、株価2ケタのため「率」の妙味も再燃とされて急伸。

 gumi<3903>(東1)はストップ高の16.2%高となり値上がり率2位。「乃木坂46」のメンバーが出演するプロジェクトのひとつとしてスマートフォン向けゲーム「乙女神楽」の制作を決定したとされ材料視。

 日総工産<6569>(東1)は下値圏から大きく出直り10.7%高。日証金ベースで売り残が超過する状態の中、26日約定分から新規貸借取引の停止が発動されたため、売り手の買い戻しが大挙発生する期待が増幅。

 アルメディオ<7859>(東2)はストップ高の30.5%高となり、26日付で「アルセラ製焼成設備(昇降式電気炉)日本国内メーカー向け受注決定」と発表しており、これが材料視されたとの見方。櫻島埠頭<9353>(東2)は大阪万博の関連株とされて前場からストップ高を継続し23.0%高。杉村倉庫<9307>(東2)も大阪万博の関連株とされて朝からストップ高気配のまま15.5%高。

 アクトコール<6064>(東マ)はストップ高の18.3%高となり、引き続き光通信<9435>(東1)との資本提携などが材料視されて2日連続ストップ高。VALUENEX(バリューネックス)<4422>(東マ)はストップ高の16.9%高。10月30日に新規上場となり、業績見通し(今期・2019年7月期)が売上高は前期比35.9%増、営業利益は同39.1%増、などと豪勢にもかかわらず直近2日間ほど3000円の大台を割り、値頃感が強まったとの見方。

 ジャストプランニング<4287>(東1)は経済産業省など5省庁の後援で観光地の活性化プロジェクトを実施する組織との提携などが材料視されてストップ高の29.5%高。シード平和<1739>(JQG)は大阪万博の関連株とされて前場からストップ高の15.4%高が続いた。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る