加賀電子が3日続伸、富士通エレクトロニクス子会社化後に再び期待強まる

株式市場 銘柄

■2201年12月にかけ3段階に分けて株式を取得

 加賀電子<8154>(東1)は11月27日、3日続伸基調で始まり、取引開始後に4%高の2333円(82円高)と出直りを強めている。富士通エレクトロニクス(非上場)の株式を2019年1月から21年12月にかけて3段階に分けて取得し完全子会社化することを発表し注目されている中で、27日は、NY株式市場で半導体株の回復が進み、ダウ平均は354ドル高の大幅高となって5日ぶりに反発。好感要因となった。

 今期・19年3月期の連結業績見通しは、売上高を2900億円(前期比22.9%増)、営業利益を77億円(同5.2%減)、純利益は73億円(同12.5%増)、1株利益は266円04銭。

 富士通エレクトロニクスの完全子会社後は、22年3月期をメドに連結営業利益を前期実績比で約6割増となる130億円程度に伸ばす方針としている。これに基づくと、法人税率を30%とした場合、当期純利益は90億円になり、1株利益は325円程度になるという試算が出ている。(HC)

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