【ハウスドゥ】入居率向上など支援する「賃貸保証サービス」を12月開始
- 2018/11/27 17:31
- 株式投資News
◆連帯保証人に代わり家賃を立替え、外国人労働者の拡大などに対応
ハウスドゥ<3457>(東1)は11月27日、連帯保証人に代わり、家賃の滞納などがあった際に家賃を立替払いする「賃貸保証サービス」を、2018年12月1日(土)から提供開始すると発表した。
2020年に施行が予定されている改正民法では、これまで連帯保証人を前提とした賃貸借契約において連帯保証人の保証極度額の契約書記載が規定され、連帯保証人を依頼する際の警戒心が高くなることから、保証会社の利用を前提とした契約の比重が高くなることが見込まれている。
また、外国人労働者の受け入れ拡大とともに、従来から連帯保証人の依頼先が見つかりにくい外国人労働者や留学生の入居に対する課題や、高齢者に対する賃貸借契約など、賃貸保証サービスの利用需要は拡大することが見込まれる。
今回新たに開始する賃貸保証サービスは、賃料などを家主さんに立替払いを行うサービスで、連帯保証人に代わってハウスドゥが賃貸保証を行うことで、連帯保証人不要で賃貸借契約を進めることができる。家主さんにとっては、家賃滞納リスクを軽減でき、同時に、独自の審査基準による入居者の属性把握が可能になり、収益物件の評価向上につながる。
ハウスドゥ!グループの店舗数は現在、全国565店舗(直営店17・フランチャイズ548、うちオープン準備中105店舖)。「ハウスドゥ!」ブランドに続いて18年1月に開始した「RENT Do!(レントドゥ!)」は不動産賃貸フランチャイズ展開などを行い、18年9月末までにフランチャイズ加盟店が16店舗に拡大した。
今回の新サービスにより、「レントドゥ!」加盟店の管理物件獲得を支援するとともに、加盟店へのサービス展開を進めていくとした。
(HC)