【株式市場】円安やNYダウ2日続伸など寄与し日経平均は一時224円高まで上げて堅調に推移

株式

◆日経平均は2万2148円26銭(195円86銭高)、TOPIXは1648.35ポイント(4.19ポイント高)、出来高概算(東証1部)は6億8034万株

チャート13 11月28日(水)前場の東京株式市場は、米中首脳会談で貿易摩擦を巡る進展に期待する様子があり、円安やNYダウの2日続伸なども寄与し、日経平均は84円高で始まった後9時40分にかけて224円58銭高(2万2176円98銭)まで上げた。米国での訴訟の完全和解を朝発表した大日本住友製薬<4506>(東1)が東証1部の値上がり率1位。日経平均は上げ幅200円前後を保ち、前引けも195円86銭高(2万2148円26銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって高い。

 ハウスドゥ<3457>(東1)が3日続伸し、12月からの「賃貸保証サービス」開始などが好感され、富士ソフトサービスビューロ<6188>(東2)は第2四半期の計上利益78%増益などへの評価が再燃とされて大きく反発。日本テレホン<9425>(JQS)は10月締めの第2四半期決算発表に期待とされてストップ高。

 28日、新規上場となった霞ヶ関キャピタル<3498>(東マ)は、買い気配のまま公開価格3240円を72%上回る5570円の買い気配となり、前場は初値がついていない。

 東証1部の出来高概算は6億8034万株。売買代金は1兆1781億円。1部上場2117銘柄のうち、値上がり銘柄数は1289銘柄、値下がり銘柄数は724銘柄。

 また、東証33業種別指数は16業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、医薬品、情報・通信、サービス、その他製品、機械、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る