極東産機はインテリア・畳関連を展開、19年9月期2桁営業増益予想
- 2018/11/29 07:08
- 株式投資ニュース
極東産機<6233>(JQ)は18年9月JASDAQに新規上場した。インテリア内装施工機器・工具・副資材や畳製造装置などを展開している。18年9月期は営業微減益だったが、19年9月期は2桁営業増益予想である。株価は急伸した10月高値から反落したが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。
■インテリア・畳関連を展開
18年9月東証JASDAQに新規上場した。BtoBのプロフェッショナルセグメント(インテリア内装施工機器・工具・副資材などのインテリア事業、畳製造装置などの畳事業)を主力として、BtoCのコンシューマセグメント(特殊機能畳販売や畳替えサービスなどのコンシューマ事業、ソーラー発電システム販売施工のソーラー・エネルギー事業、売電事業)、およびインダストリーセグメント(産業機器事業、食品機器事業)を展開している。
■19年9月期2桁営業増益予想
18年9月期の非連結業績は、売上高が17年9月期比1.4%増の90億14百万円、営業利益が1.9%減の4億23百万円、経常利益が2.0%減の3億81百万円、純利益が24.0%増の3億03百万円だった。売上高はプロフェッショナルが1.7%減収、コンシューマが17.5%減収、インダストリーが38.8%増収だった。販管費の増加で営業微減益だった。
19年9月期非連結業績予想は、売上高が18年9月期比4.3%増の94億円、営業利益が12.6%増の4億77百万円、経常利益が15.4%増の4億40百万円、純利益が13.0%減の2億64百万円としている。拡販を推進して2桁営業増益予想である。
■株価はIPO後の落ち着きどころを探る段階
株価は10月3日の高値1597円から反落し、800円近辺でモミ合う形だが、IPO後の落ち着きどころを探る段階だろう。11月28日の終値は822円、今期予想PERは約17倍、時価総額は約44億円である。