ジェイ・エス・ビーは18年10月期通期連結業績予想の上方修正を発表

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■当初計画を上回る物件管理戸数の増加に加え、高水準の入居率を維持

 ジェイ・エス・ビー<3480>(東1)は30日、18年10月期通期連結業績予想の上方修正を発表した。

 売上高は前回予想を6億01百万円上回る389億30百万円(前期比6.9%増)、営業利益は81百万円上回る29億50百万円(同6.5%増)、経常利益は1億円上回る28億80百万円(同9.2%増)、純利益は3億57百万円上回る20億60百万円(同32.9%増)となる見込み。

 主力の不動産賃貸管理事業で、当初計画を上回る物件管理戸数の増加に加え、高水準の入居率を維持したことにより家賃関連売上高が順調に推移した。また、高齢者住宅事業では、当期の新規拠点展開計画の一部について、グループホーム及び介護付有料老人ホーム事業をグループ外部からの事業譲受という形式で実施したことで、当初計画していた開業準備費用が圧縮され当初計画を上回る見込みとなった。

一方、費用面では『UniLife』ブランドの浸透・認知度向上を目的とした広告宣伝活動の積極展開、情報セキュリティ強化や基幹システム刷新へ向けたシステム関連費用の増加、新旧システムの並行稼働に伴う人件費増加等もあり、営業利益・経常利益では概ね当初計画通りに推移する見込み。純利益については、保有不動産の売却による固定資産売却益の計上、平成30年7月の新株式発行及び株式の売出しに伴う主要株主に係る議決権所有割合の異動により、留保金課税の適用対象外となり、法人税額が減少したため、当初計画を上回る見込み。

 同社は、学生向け賃貸マンション企画・開発・賃貸・管理を主力として、高齢者向けや外国人留学生向けも展開している。全国70の直営店舗「UniLife」を展開し、学生マンション事業の専門業者として蓄積したノウハウや一気通貫サポート体制などを強みとしている。

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