【銘柄フラッシュ】タカギセイコーが2日連続ストップ高となりオプトランは出直り強める

株式市場 銘柄

 12月3日は、トリケミカル研究所<4369>(東1)が東証1部の値上がり率1位となり、業績見通しの増額修正が材料視されてストップ高の15.6%高。

 2位はルネサスエレクトロニクス<6723>(東1)の10.1%高となり、米中貿易摩擦の一応の鎮静化によって世界の半導体・電子部品の需要が持ち直すとの期待や、同社社長の談話が日経エレクトロニクス誌最新号に載り、自動運転の分野に積極姿勢を示したことなどが言われて大きく反発。

 3位は、株価10円台の銘柄を除くとオプトラン<6235>(東1)の9.2%高が入り、米中貿易摩擦が鎮静化すれば光学薄膜形成装置などが持ち直すとの期待があり再び出直り強める。

 ダイヤモンドエレクトリックホールディングス<6699>(東2)はV字型に急反発して一時21.7%高となり、2日ぶりにホールディングス発足後の最高値を更新。引き続き、持株傘下のダイヤモンド電機が事業再生ADR中の田淵電機<6624>(東2)に出資することが材料視され、EV(電気自動車)関連事業の急拡大などに期待が強い様子。プレミアグループ<7199>(東2)は8.1%高となり、IFRS(国際会計基準)の新規定のため決算短信の業績数字は伸び悩むが内実好調とされ、ワークスモバイルジャパン株式会社(東京都渋谷区)のビジネスチャット「LINE WORKS」導入などが材料視されて再び出直りを拡大。

 キャリア<6198>(東マ)は同様の事業を行う企業の子会社化と自社株買いを11月29日に発表。28日に続き再びストップ高の26.9%高。はてな<3930>(東マ)は四半期決算が好調とされてストップ高の23.5%高。タカギセイコー<4242>(JQS)は2日連続ストップ高の23.6%高となり、30日付でホームページのIRニュースに「第2四半期決算説明会資料」をアップし、配当倍増としたことなどが引き続き注目された。(HC)

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