メディカル・データ・ビジョンは糖尿病の治療薬、SGLT2阻害剤の処方実態について調査結果を発表

■2014年4月発売開始となったSGLT2阻害剤の処方患者数は伸び悩む

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は31日、2014年4月から発売開始された糖尿病の治療薬、SGLT2阻害剤の処方実態について調査結果を発表した。

 2014年4月から12月における糖尿病薬剤における処方動向を見ると、2014年4月発売開始となったSGLT2阻害剤の処方患者数は伸び悩んでおり、引き続きDPP―4阻害剤(単味)の処方患者数が多い結果となった。ビグアナイド系抗糖尿剤・スルフォニル尿素系抗糖尿病剤をはじめとするその他の糖尿病薬剤で大きな動きはなく、横ばいの処方患者数となっている。

 先述しているようにSGLT2阻害薬の処方患者数は伸び悩んでいるが、次に2014年4月から順次発売されたSGLT2の6製品(スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、アプルウェイ、デべルザ、カナグル)の処方患者数の推移をみると、日本国内においてSGLT2阻害薬として初めて承認を得、4月に発売開始された2型糖尿病治療薬であるスーグラの処方患者数が最も多く、次に5月に発売されたフォシーガが続いている。同じく5月に発売されたアプルウェイ、デべルザ、9月に発売されたカナグルはいずれも発売当初から処方人数が100名を超える月がなく、伸び悩んでいるのが現状である。

 この調査は、同社が保有する「診療データベース」より抽出分析したもので、二次利用の許諾を得た176病院の急性期病院(がん拠点病院77病院を含む)のうち、調査対象期間のデータがすべてそろっている124病院、約306万人を調査対象としている。調査期間は、2014年4月から2014年12月まで。

111.jpg

112.jpg

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■「ちきゅう」を投入、令和8年1月から2月にかけて実証  内閣府戦略的イノベーション創造プログラム…
  2. ■人工知能基本計画が始動、利活用から開発への循環促進、世界最先端のAI国家を標榜  政府は12月2…
  3. ■222社分析で売上2兆円台復帰、利益は1,435億580万円へ倍増  東京商工リサーチ(TSR)…
2026年2月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728  

ピックアップ記事

  1. ■総選挙後に本番、米・卵関連株など食料品銘柄に再評価期待  消費税減税をめぐる関連株の動向が、過去…
  2. ■円安・円高が日替わり、内外市場で一波乱二波乱の可能性  内外のマーケットが激動含みである。これが…
  3. ■地方銀行:収益改善、昨年11月の業績上方修正が寄与  昨年来高値更新銘柄の1割超を占める銀行株は…
  4. ■超短期決戦の総選挙で市場動向が政治判断に影響  いよいよ衆議院議員選挙だ。みょう27日に公示され…
  5. ■AI以外に目を向けよ、割安株に潜む上昇機会  1980年代のバブル相場では、産業構造改革で「軽薄…
  6. ■利上げと解散総選挙、日本経済の分岐点迫る  今週は、運命の1月22日、23日が控えている。1月2…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る