【株式市場】中国企業の幹部逮捕と伝わり米中関係が懸念され日経平均は一時600円安

株式

◆日経平均は2万1501円62銭(417円71銭安)、TOPIXは1610.60ポイント(29.89ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億1021万株

チャート12 12月6日後場の東京株式市場は、引き続き、中国の華為技術(ファーウェイ)の創業者の娘で最高財務責任者が北米で逮捕されたと伝えられたことを受け、米中の緊張再燃への警戒感が拭えない様子で、協業するソフトバンクグループ<9984>(東1)が一段とジリ安基調になり、スマートフォン向け電子部品株の中にも一段と値を消す銘柄が見られた。日経平均もジリ安機長を続けて一段安となり、14時にかけて一時611円61銭安(2万1307円72銭)の場面があった。3日続落。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、大和自動車交通<9082>(東2)が2日続けてストップ高に張り付いて推移し、引き続き台湾のタクシー最大手との相互配車アプリサービスが材料視され、フルッタフルッタ<2586>(東2)は台湾の大規模商業施設に出店と伝えられストップ高。大塚家具<8186>(JQS)は月次売上高の復調などが言われて3日続伸。

 東証1部の出来高概算は15億1021万株(前引けは6億4845万株)。売買代金は2兆7165億円(同1兆1025億円)。1部上場2119銘柄のうち、値上がり銘柄数は253(同235)銘柄、値下がり銘柄数は1828(1815)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、電力・ガス、陸運、小売り、建設、倉庫・運輸、不動産、海運、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る