【株式市場】TOPIXも堅調になり日経平均は一時233円高まで上げ4日ぶりに反発

株式

◆日経平均は2万1678円68銭(177円06銭高)、TOPIXは1620.45ポイント(9.85ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億7189万株

チャート13 12月7日(金)後場の東京株式市場は、円相場がやや円安の度合いを強めてきたとされ、トヨタ自動車<7203>(東1)が前引け値を上回って始まるなど、全体に底堅さを増した。日経平均も前引け値を上回って始まり、ジリ高傾向となり、14時50分過ぎには233円32銭高(2万1734円94銭)まで上げた。大引けも177円高で4日ぶりの反発。前引けに安かったTOPIX、東証2部指数も高くなり反発した。半面、マザーズ指数、日経JASDAQ平均は小安い。

 後場は、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品の使用を米政府が事実上排除し、日本政府も同調する方針と伝えられ、代替需要の期待が広がり、富士通<6702>(東1)が一段と強含み、NEC<6701>(東1)は2016年以来の高値。水晶振動子のリバーエレテック<6666>(JQS)は大幅反発。プレミアムウォーターホールディングス<2588>(東2)は業績回復が目立つ割に昨6日まで10日続落だったこともあり大きく反発。ハイアス・アンド・カンパニー<6192>(東マ)は業績見通しの増額が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は13億7189万株(前引けは6億6174万株)、売買代金は2兆5406億円(同1兆1382億円)。1部上場2122銘柄のうち、値上がり銘柄数は1016(同763)銘柄、値下がり銘柄数は1028(同1265)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、小売り、陸運、サービス、その他製品、電力・ガス、精密機器、空運、食料品、不動産、化学、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る