【株式市場】NY株安に加え日銀短観さえず日経平均は下げるが好業績株など高い
- 2015/4/1 11:59
- 今日のマーケット
◆日経平均の前引けは1万9035円63銭(171円36銭安)、TOPIXは1526.37ポイント(16.74ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億6481万株
4月1日前場の東京株式市場は、NY株の200ドル安に加え、日銀が9時前に発表した企業短期経済観測調査(日銀短観、3月調査)が市場の予想を下回ったとされ、株価指数の先物が売り先行となり、日経平均は10時過ぎに279円04銭安(1万8927円95銭)まで下げ、3月12日以来約3週間ぶりの1万9000円割れとなった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均なども安い。
ただ、業績予想を増額修正した千代田インテグレ<6915>(東1)、はごろもフーズ<2831>(東2)などは高く、一昨日に最高益決算を発表したニトリホールディングス<9843>(東1)も高い。3月に新規上場の銘柄が全体的に強く、ショーケース・TV<3909>(東マ)やモバイルファクトリー<3912>(東マ)は高値を更新した。
東証1部の出来高概算は12億6481万株、売買代金は1兆4503億円。1部上場1877銘柄のうち、値上がり銘柄数は328銘柄、値下がり銘柄数は1435銘柄となっている。