11日上場のアルーは前場、公開価格を47%上回る2010円で初値つく

株式市場 IPO 鐘

■法人向け人材育成事業を中心に今12月期は2ケタ増収増益の見込み

 11日、新規上場となったアルー<7043>(東マ)は、法人向けの人材育成事業を行い、10時33分に公開価格1370円の47%高の2010円で初値がつき、その後2235円まで上げて前引けは2040円となった。

 教室型研修、海外派遣研修、並びにスマートフォンなどを活用するビジネス英会話レッスン「ALUGO」などを展開するが、ホームページによると、「研修ではなく『育成』にこだわる」、としている。

 会社発表の今期・2018年12月期の業績見通し(連結)は、売上高が22.51億円(前期比17.7%増)、営業利益が1.80億円(同27.0%増)、純利益は同0.9億円(同18.8%増)、1株利益は41円24銭。公開価格はPER33.2倍になり、インソース(6200)の40倍台などが参考にされている。(HC)

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