全国保証は3日ぶりに反発、AIとブロックチェーンを活用した住宅ローン審査手法の研究開始を好感
- 2018/12/12 15:09
- 株式投資ニュース
金融機関と提携の住宅ローン向けを主力として信用保証事業を展開している全国保証<7164>(東1)は12日、一時140高(3.76%高)の3860円まで上げて、3日ぶりに反発。終値は95円高(2.55%高)の3815円。本日発表のAIとブロックチェーンを活用した住宅ローン審査手法の研究開始を好感している。
発表によると、全国保証は、ナレッジコミュニケーション、ZEROBILLBANKJAPANと、AIとブロックチェーン技術を活用した新たな住宅ローン審査手法と申込フロー構築に関する研究を2018年12月12日から開始する。全国保証が保有する住宅ローン保証データとZBB社のブロックチェーン技術により取得するAPI情報について、ナレコム社のAIが分析と審査判断する仕組みを構築するため研究を開始する。今後3社は、従来審査に影響を与えているデータの分析と審査の自動化を行い、今までにない審査の仕組みの構築を図っていく。
株価は昨日(12月11日)に3705円まで下押した。軟調展開で年初来安値圏だが、調整一巡に期待したい。